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【ブラハマ】#015.五月籠りの祭典[in 貴船神社]

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姪浜にはいくつかの神社がありますが、今回は貴船神社のご紹介です。

貴船神社は姪浜の北エリアに位置する、比較的小さな神社です。

貴船神社では年に2回の祭典があり、今回行われたのが「五月籠りの祭典(さつきごもりのさいてん)」となり、毎年5月19日に行われる祭典です。

この祭典名「五月籠り」に、どのような謂れがあるのか調べてみました。

 

※ちなみにもう一つの祭典は、9月1日に行われる「八朔の祭典」となります。

ところが!「五月籠り」についての謂れは見つからず…。

神仏に祈願する際は参詣しますが、その祈願の効果をさらに高めるために泊り込んで数日間祈願を続けることを「お籠り」とされました。これは推測ですが、台風シーズンに入る前、すなわち5月頃に航海安全を祈願したことから、「五月籠り」が始まったのでは?と思いました。

というのも、ここ姪浜の貴船神社は、その名前から船の神様ということになっています。姪浜に漁港があることも関係しているのではと思います。

 

ちなみに貴船神社の総本社である京都の貴船神社をはじめ、「貴船神社」は雨水をつかさどる神様とされていますが、姪浜の貴船神社ではそうした伝承は聞かれないとのことです。

祭典が始まりました。

姪浜住吉神社の宮司により、祭典が執り行われます。白い法被の参加者は、氏子総代の方々です。

15分ほどの祭典では、宮司により祝詞が奏上されるなどします。

 

※氏子(うじこ)とは、自分の住む土地を守る氏神(うじがみ)を信仰する住人のこと。氏子総代(うじこそうだい)は神社と協力し、祭典や神社の維持などに務める役割を担う人のことです。「総代」には、氏子の総代表者という意味があります。

社殿の中には、船を描いた絵馬がいくつも奉納されています。航海の安全を祈願した絵馬だと言われています。

場所が少しわかりにくいかもしれませんが、姪浜探索と思ってぜひ訪れてみてください!

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