今回は夏の風物詩、お祭りのご紹介!
メイン行事となるのは「茅の輪くぐり」で、無事に夏の暑さを乗り越え、元気に何事もなく、無病息災を願う行事となります。 また、人形(ひとがた)による健康安全のご祈願も同時に行われています。 |
こちらが住吉神社の入り口。 いつもと雰囲気が違い、入り口の両サイドにはかなり大きな提灯が飾られています。 狛犬の描かれた色鮮やかなこの提灯、調べてみると盆提灯の住吉提灯というものかと思われます。住吉神社、だからでしょうか! ちなみに住吉提灯は円筒形の長い吊り提灯のことで、博多の住吉町で使われはじめ、現在では九州をはじめ茨城県などの北関東で主に使われているとのことです。 |
本殿に近づくにつれ、茅の輪が見えてきました。 この茅の輪、もともとは茅(ちがや)を束ねて大きな輪としたものでしたが、現在は芦が使われることが多いようです。 茅の輪くぐりの由来は 日本神話にあり、スサノオノミコトが、旅の途中で手厚くもてなしてくれた蘇民将来(そみんしょうらい)に、「悪い病気が流行った時には、茅で輪を作り腰につければ病気にかからない」と教え、教えを守ったことで難を逃れたという言い伝えにあります。 昔は 言い伝え通り、小さな茅の輪を腰に下げていましたが、江戸時代(1603~1868年)初期になり、大きな茅の輪をくぐって無病息災を願い、穢れを祓うという神事になりました。 |
茅の輪くぐりにはくぐり方があり、茅の輪の横に詳しく書かれた説明書きがありました。 書いてはありませんでしたが、「祓へ給へ 清め給へ 守り給へ 幸え給へ(はらへたまへ きよめたまへ まもりたまへ さきはえたまへ)」と唱え詞を奏上しながらくぐるのもいいかもしれません。 |
境内には屋台も出店しています。 お祭りといえば、やはり屋台です!ついつい無駄遣いを・・・(笑) |